― 来日ライブを期に、自分なりに整理してみた
2025年9月10日、The Get Up Kidsの来日ライブに行く。
せっかくなので、彼らのこれまでの作品をPitchforkのレビューとスコアで振り返ってみた。
自分がどの作品を好きだったのか、どれが当時どんな評価だったのかをまとめることで、今日のライブに向けて気持ちも高めていきたい。
📝 Pitchforkとは?
アメリカの音楽批評メディアで、アルバムやEPに10点満点でスコアをつけてレビューするのが特徴。
インディーロックやエモ、ポストパンクに強く、時にシビアで辛口だけど、それだけに信頼も厚い。
The Get Up Kidsに対しても初期は非常に厳しかったが、後年の再評価が印象的なメディアでもある。
📊 スコア一覧(新しい順)
| 作品 | スコア |
| Something to Write Home About (25周年デラックス) | 7.6 |
| Kicker EP | 6.7 |
| There Are Rules | 5.4 |
| On a Wire | 3.3 |
| Eudora | 3.1 |
| Something to Write Home About(オリジナルレビュー) | 2.0 |
| Red Letter Day EP | 5.1 |
📌 Pitchforkレビュー要点まとめ(リリース順)
🔶 Something to Write Home About(25周年デラックス)– 7.6
未発表デモ音源などを含む再発盤。オリジナル当時とは打って変わって、「ジャンルの礎を築いた作品」として再評価。バンドの試行錯誤と成長が見える構成。
🔷 Kicker EP(2018) – 6.7
約7年ぶりの復活作。勢いあるギターと成熟したエモが同居していて、バンドが歳を重ねたからこそできた快作。Pitchforkも好意的に捉えていた。
🔸 There Are Rules(2011) – 5.4
エモを脱ぎ捨てようとした実験作。ノイジーかつフックの弱さが指摘され、Pitchforkからの評価は伸び悩んだ。
🔻 On a Wire(2002) – 3.3
大きな方向転換を図った静かな作風。ギターの疾走感が減った分、ファンの期待を裏切る結果となり、当時はかなり辛口のレビューが目立った。
🔻 Eudora(2001) – 3.1
Bサイド集という性質上、“作品”としての評価は難しく、Pitchforkもあくまでコアファン向けの編集盤としてスコアは控えめ。
❌ Something to Write Home About(1999オリジナルレビュー) – 2.0
まさかの超低スコア。現在では「エモの金字塔」と称されるこの作品だが、当時のPitchforkはそれを完全に否定していた。後年の再評価との落差が最も大きい一作。
🔸 Red Letter Day EP(1999) – 5.1
荒削りな魅力はあるものの、EPという短さもあってか、あまり高く評価されなかった印象。若さと粗さが前に出すぎたという見方も。
✍️ 個人的な感想
自分が一番好きなのはやっぱり『Something to Write Home About』。
「Holiday」「Action & Action」「I’m a Loner Dottie, a Rebel」──
この辺を聴くと、エモいというより青春ごと押し寄せてくるような感覚がある。
ギターの重なり、キーボードの切なさ、声の青さと熱さ。
ライブであの音が鳴ったら、たぶん泣いてしまうかもしれない。
1999年当時、Pitchforkはこの作品に2.0というスコアをつけた。
でも25年経って、再発盤では7.6。
音楽って、時代や聴く側が変わると、こんなにも評価が変わるんだなって実感するし、
そのど真ん中にいるバンドのライブを観られるってだけでも、かなり感慨深い。

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