🎧 Pitchfork BNMまとめ:2025年11月編

― 静けさと熱、幻想と現実。少数精鋭の3作

2025年11月にPitchforkでBest New Music(BNM)に選出されたのは、たったの3作品。

ジャンルも立ち位置もバラバラだけど、それぞれの形で**“没入”や“衝撃”をくれるような音楽体験**があった。

📚 今月の選出作品一覧

アーティストタイトルスコアジャンル
Oneohtrix Point NeverTranquilizer8.4Experimental / Ambient / Electronic
RosalíaLUX8.2Latin Pop / Experimental
WNC WhopBezzy & 70th Street CarlosOut the Blue8.3Southern Rap / Drill

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🔍 レビュー要約・聴きどころ

🌀 Oneohtrix Point Never – 

Tranquilizer

(8.4)

  • Daniel Lopatinによる、深層意識に触れるようなアンビエント作品。
  • 初期のローファイ音響から、近年の叙情性あるコラージュまでを網羅。
  • Pitchforkは「記憶と幻覚の境界を揺らがせるようなアルバム」と称賛。
    → 聴きどころ:浮遊感、幻想感、そして沈黙と音のあいだにある“空白の美”。

🌟 Rosalía – 

LUX

(8.2)

  • ヒップホップ/R&B/レゲトンといった影響を、自らのスタイルで再構築。
  • 本作ではより静謐で繊細な音作りが目立ち、ミニマルなアプローチが効果的。
  • Pitchforkは「内省的でありながら、強烈なアイデンティティの主張」と評価。
    → 聴きどころ:スペイン語詞のメロディの輪郭、ビートの抑制と余韻。

🔥 WNC WhopBezzy & 70th Street Carlos – 

Out the Blue

(8.3)

  • ルイジアナ出身のラッパー2人による、骨太な南部ヒップホップ。
  • パンチライン、荒さ、フロウの即興性が魅力。
  • Pitchforkは「力強くてダイレクト。個性のぶつかり合いが美しい」と評した。
    → 聴きどころ:グライムに近い緊張感と、解放される瞬間の爆発力。

💬 所感(個人のおすすめ)

今月の3作品、どれも方向性が違っていて、それぞれに魅力があったけど、
圧倒的に心を持っていかれたのは Oneohtrix Point Never の『Tranquilizer』。

音というより“空気と記憶の層”に浸かっているような没入感がとにかく良い。

アンビエントや実験音楽に苦手意識がある人でも、この作品はどこか優しくておすすめ。

静かな夜にヘッドホンでぜひ。


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