Paramoreのフロントマン、Hayley Williamsが自身のウェブサイトで突如、未発表音源17曲をサプライズ公開。 これらの楽曲は、彼女のヘアカラーブランド「Good Dye Young」の新色“Ego”の購入者に向けて配布された限定リンクから入手可能だったもので、現在はApple Musicなどでも広く公開されている。
作品群はアルバムとしてのまとまりではなく、それぞれが独立した楽曲という形式でリリースされており、ジャンルもポップ、フォーク、ローファイ、ドリームポップ、実験音楽まで多岐に渡る。 まさにHayleyの“断片”を集めたような、パーソナルで親密なコレクションとなっている。
公開された全17曲とApple Musicリンク
- Kill Me — 感傷と衝動が交錯するラフなエモ曲。
Apple Musicで聴く - True Believer — 宗教テーマの社会批評ソング。
Apple Musicで聴く - Blood Bros — 少年時代を振り返る内省的なトラック。
Apple Musicで聴く - Negative Self Talk — セルフヘイトと向き合う静かなインディ・ポップ。
Apple Musicで聴く - Ego Death at a Bachelorette Party — ナッシュビルを舞台にした幻想的かつ寓意的な楽曲。
Apple Musicで聴く - Mirtazapine — 精神と薬のはざまを描いた内省的バラード。
Apple Musicで聴く - Ice in My OJ — 2004年録音素材をリメイクしたローファイポップ。
Apple Musicで聴く - Brotherly Hate — 血縁に潜む複雑な感情を描く。
Apple Musicで聴く - I Won’t Quit On You — 静かな誓いを綴ったアコースティックナンバー。
Apple Musicで聴く - Disappearing Man — 存在の曖昧さをテーマにしたリリカルな1曲。
Apple Musicで聴く - Hard — 生活や感情の「難しさ」を直球で表現。
Apple Musicで聴く - Glum — 鈍く沈むテンションの内面描写。
Apple Musicで聴く - Love Me Different — 愛の再定義を模索する。
Apple Musicで聴く - Whim — 気まぐれな関係性を軽やかに描く。
Apple Musicで聴く - Discovery Channel — ユーモアと皮肉が混じる異色ポップ。
Apple Musicで聴く - Dream Girl in Shibuya — 日本への憧れと妄想が交差するラブソング。
Apple Musicで聴く - Zissou — 映画のような夢幻空間で締めくくる1曲。
Apple Musicで聴く
“Ego”カラーを起点としたリリース形式
今回の楽曲群は“アルバム”という形ではなく、ソロとして記録された音の断片がZIPファイル形式でまとめられたもの。 PC風UIや手描きテキスト、モノクロ写真といった演出もあり、リスナーとの距離がぐっと近づくDIYな体験となっていた。
まとめ
これらの17曲は、整ったアルバム作品というよりも、Hayley Williamsというアーティストの頭の中や日々の感情をそのまま切り取ったような「音の日記帳」。 静けさ、歪さ、曖昧さ、そして鋭さが同居するこのコレクションは、ファンにとっても、彼女をあまり知らなかったリスナーにとっても、非常に貴重な出会いとなるはずです。

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